カレンダー事務局の大村です。
今日は、毎年多くの皆様にご利用頂いております国際協力カレンダーの制作風景をお伝え致します。
この国際協力カレンダーは、もともと1986年にアフリカ飢餓問題対策の「アフリカ救済キャンペーン」の一環で他団体と共同して制作したのが始まりです。
共同制作の翌年、1987年よりJVC独自でのカレンダー制作がはじまり、2015年度で28年目になる収益事業です。このカレンダーの収益金はJVCの活動に役立てられています。
2015年のカレンダー制作は、3月より本格的に開始しております。
- 写真家さんの決定(毎年プロの写真家さんにお願いしています)
- 表紙、他写真、デザインの決定
- サンプル完成
- 告知、販売開始
制作・販売は、おおまかに上記①~④の流れで進んで行きます。
本日はまず、①②の様子をご紹介させて頂きます。
- 写真家さんの決定
- 表紙、他写真、デザインの決定
今年の写真家は、竹沢うるまさんです。
(竹沢さんのホームページはこちら)
竹沢さんは「National Geographic」「ソトコト」やJALのエグゼブティブ機関紙(主にファーストクラスにて閲覧できる冊子)など雑誌や広告の分野で幅広くご活躍されています。2010年には世界一周にでかけ、1021日で約35万点の写真を撮影。その中から280点を厳選して収録した最新写真集「Walkabout」が好評です。(私も大好きな写真集です!)今回のJVCカレンダーはこの最新写真集から数点、またその他この約3年に渡る旅の中で撮影された世界各国の写真を使用させて頂き、制作しています。1度見たら忘れられない、色鮮やかな力強い写真の数々。1人でも多くの方に手に取って見て頂きたい。そんなカレンダーになりそうです。
写真はもちろんのこと、綴る文章も読みやすく、心に残ります。Esquire Japan Degital Award 2007 フォト&ブログ部門にてブログが読者投票で日本一に選出されています。ブログはこちら
お願いする写真家さんが決まったら、次の大仕事。カレンダーに使用する写真を選びます。竹沢さん、デザイン会社さんのプロのアドバイスを取り入れながら、「毎日見るものである」という観点をベースに、「飾って楽しい」「世界の文化に触れることのできる」カレンダーをイメージして写真を選択します。
魅力的な写真が多く、苦戦。。大きく引き延ばした場合により映える写真はどれか?全体の色のバランスはどうか?など様々な項目を視野に入れ、選択していきます。
写真と使用月、デザインが決まったら実際に印刷し、色の出方などを確認する「色校正」を行います。これには竹沢さん、デザイン会社さん、JVCのほか、印刷会社さんも参加します。「この色をもっと薄く」「この赤をもっと強く」など、細かな調整が行われます。
このような制作期間を経て、実はつい先日、とうとうサンプル品が納品されました。次回はそのサンプルを使って、カレンダーのデザインや使用する写真など、より商品に迫った内容をご紹介できればと思います!ご期待下さい。
※JVCでは、「名入れ」カレンダーの販売も承っております。企業名や団体名、オリジナルメッセージを印刷することが可能です。年末年始のご挨拶やCSR活動の一貫として是非ご利用下さい。部数はご相談に応じます。calendar@ngo-jvc.netまでお気軽にどうぞ。
「JVC国際協力カレンダー2015」(2)完成しました!!もぜひご覧ください。
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